MOTORCYCLEコーリンバイク街のルーツ、光輪モータース社長、故若林久治氏のヴィンテージモーターサイクルに触れる。『モンスターコレクション メモリアルin上野』
2011.11.06
かつて日本のモーターサイクルライダーに絶大な人気を誇った『コーリンバイク街』。その街の通称にも名を残すルーツとして、上野で一時代を築いた光輪モータース。昨年不慮の自動車事故により急逝した光輪モータース代表にして、我が国モーターサイクル業界の『モンスター』と呼ばれた若林久治氏の知られざるヴィンテージ・モーターサイクルコレクションが11月20日まで、期間限定で旧光輪モータース店舗に展示されている。
購入可能な珠玉のコレクション!?
故若林久治氏のヴィンテージ・モーターサイクルのコレクションは英国車、欧州車が中心で、その数は30台。最古は1923年製のハーレーダビッドソン23JDS(サイドカー)、以下’24ロイヤルエンフィールドにはじまりマチレス、ヴェロセット、サンビーム、ノートンなど、ほぼストックのロードゴーイング・マシンが多数。その他、ロードレーサーでは’76ヤマハTZ350、欧州の30年代ダートオーバル専用車や60〜70年代の欧州オフロード・レーサーなども。
動体保存されていたわけではないので、このままエンジンに火を入れることは叶わないが、基本的なコンディションの良さは特筆すべきもの。改造の痕跡がない車両がほとんどであり、大変貴重なコレクションであることは間違いなく、若林氏は生前これらのモーターサイクルを展示する博物館をつくり、後世に伝えていくことが夢だと公言していたそう。
そして今回の展示イベントで最も驚くべきは、これらの車両がオークション形式で全て売却されるという点。さらにはそのスタート価格が一台50万円(!)である点だ。
これは若林氏のご家族、そして光輪モータースの元スタッフたちがよくよく話し合って決めた結論だと言う。
「このまま飾って頂いても、レストア/整備して乗って頂いてもいいのです。投機目的ではなく、大切にしてくれる方にお譲りすることが一番だと考えて、オークション形式ではありますが、出来るだけお安くお譲りしようというのが私たちの結論です」そう語るのは、取材の折にご案内頂いた株式会社BIG BEATの大原氏。大原氏も長年光輪モータースで働き、光輪と若林氏をよく知る人物の一人。
もちろん購入目的でなくとも、メカ好き、モーターサイクル好きならば一見の価値アリの展示イベントであることは間違いナシ。是非とも足を運んでみて欲しい。
■会場:
旧CORIN BIKE HANS
台東区上野7-9-1
■会期:
〜11月20日
■開催時間:
13〜17時
■定休日
月・木
■入館料
500円(会場で販売中のコレクション写真集購入者は無料)
■お問合せ:
株式会社BIG BEAT
03-5827-2541
photo&text:Gao Nishikawa
special thanks:
オリオンエース
http://www.orionace.com
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