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CAR尾形明紀 K&N Pro Series プラクティス!

2012.05.28

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現役日本人唯一のNASCARドライバー尾形明紀がNASCAR K&N Pro Seriesのマシンで初めてプラクティスを実施した。バージニア州サウスボストンで行われたその模様をOn The Road Magazine編集部がレポート!

尾形明紀がNASCAR K&N Pro Seriesのマシンをドライブ!

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マクドナルド・モータースポーツ、K&Nシリーズのオーナーのジェニファー・マクドナルドと記念撮影。ちなみにジェニファーは現役大学生でチームオーナー、ランディ・マクドナルドの娘

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サウスボストンスピードウェイは1957年から続く、歴史あるトラック。のどかな田舎町にあるここはまさしくNASCAR HOME TRACKといえる

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慣れないマシンをドライブするものの、徐々にスピードをあげていた尾形。長年参戦したLateModelの経験がなければこんなに早くマシンに順応することは不可能

5月24日(金)、バージニア州サウスボストンにあるレーストラックにて現役唯一の日本人NASCARドライバー尾形明紀が、初めてK&N Pro Seriesのマシンでプラクティスを実施した。尾形は今年からENEOSをメインスポンサーにK&Nシリーズにスポット参戦する予定だったが、所属するマクドナルド・モータースポーツから同シリーズに参戦していたスコット・サンダースがシーズン中盤にしてスポンサーを失い、急遽レギュラードライバーに昇格。6月上旬に行われるレースに向けてプラクティスを行うことになった。

会場となったサウスボストン・スピードウェイはバージニア州の南部にある小さなレーストラック。1957年にオープンしたこのトラックでは毎週末NASCAR ALL-WEELEN Srieseが行われている。コースは0.4マイル(660メートル)と短く、これまで尾形が参戦してきたノースカロライナのヒッコリーとほぼ同じ。

現地に到着してから約2時間後、セットアップが完了しいよいよプラクティスが始まった。勢いよくガレージを後にすると初めの数周は様子を見ながら走っていたものの、さすがにLate Modelに長年参戦してきただけあり徐々にマシンに順応していく尾形。クルーと連携しながら何度もピットに戻りセッティングを詰めていく。

Late ModelとK&N Pro Series の違い

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クルーチーフのマークとマシンのセッティングについて詰める尾形。LateModelの経験があってもさすがに細かいセッティングやドライビングスタイルは異なる

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オーナー、ランディ・マクドナルドとK&N Pro Seriesのドライビングテクニックについて話あう尾形

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プラクティス後にクルーと記念撮影。「十分な体制があるからこそ、満足いくプラクティスができた。」と練習を振り返り、明るい笑顔で語ってくれた尾形。レースで少しでも良い結果を残してほしい

しかしある程度まではマシンに適応できたものの、本来K&N Pro Stockのマシンで出せるはずのタイムには及ばない。それもそのはずK&N Pro Stockで使うマシンは2年前までNationwide Seriesで使われていたマシン。これまでのLate Modelと異なりパワーも重量も遥かに上回るため、ドライビングスタイルも異なる。

Late Modelの場合はパワーが劣るためアクセルのオン・オフは常に全開閉、また重量も軽いためブレーキも強く踏むとすぐにマシンがスピンしてしまう。しかしK&N Pro Stockのマシンは重量があるためにブレーキは強く踏まないと効かず、パワーがあるためアクセルワークも微妙な調整が必要となる。

プラクティス後に尾形に感想を求めると「オーバルコースで走ることを除けばマシンに関しては、これまで使っていたLate Modelとは全然違う。」ということだった。しかしチームの体制については「これまでとは全くことなり、メカニックのレベルも格段にあがるのでマシンの感覚さえつかめればドライバーとしては非常に走りやすくなる。」とのこと。今後に向けて期待のできるプラクティスとなった模様。

どのレースに出場するかはまだ公式に発表はされていないが、来月上旬に行われるK&N Pro Seriesの初参戦に向けて着々と準備を進める尾形に期待したい。

Photo & Text : Tetsuro Otsuka

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