MOTORCYCLEFrom Los Angeles ベルギー生まれ、ロングビーチ在住のカスタム・バイク・ビルダー
2010.04.12
こんにちは、Yoshi Asoです。ORM-Webで第3回目となる僕のコラムでは、ロングビーチに住む僕の友人、マニーと彼が経営するカスタム・ショップを紹介します。
無一文のホームレスからバイク・ビルダーへ
マニーことマニュエル・ミューラー(Manuel Muller)は母国であるベルギーにいた19歳の時にハーレーに魅せられ、本場アメリカでショップをオープンし、自分の好きなハーレーやトライアンフ、BSAをビルドすることを夢見ていました。しかし夢を叶えるべくアメリカに移住後、不幸にも詐欺に遭ってしまい、事実上ホームレスからの再出発を余儀なくされました。アメリカに来てから5年の歳月が流れ、マニーは着実にカスタムビルド業界内で名の知られる存在になっています。少しずつアメリカンドリームに近づきつつある、というのが彼の現状です。
そもそも僕が初めてマニーに出会ったのは昨年の10月のサイクルスワップミート。会場のバックストレートを、アイアンショベルが颯爽と駆け抜ける。長身の背中をまるめるように跨がる男の姿に誰もが振り返っていました。「ああっ、ここにも面白そうなヤツがいるな!」そう思っていたら、その男、マニーが僕のベンダーエリアにやってきたのです。話してみるとすぐに意気投合、僕達の交流が始まりました。
昨年からカスタムしている僕の1980年式ショベル、FXWG。いよいよフィニッシュの段階を迎えるにあたり、愛車のジープ&トレーラーにそのショベルを積んで、マニーが営む『OLD SCHOOL GARAGE』に持ち込み、フェンダーステーとバッテリーケース、シートスプリングマウントのメイクをお願いすることにしました。
マニーのカスタム・ビルドのコンセプトは、フレームやエンジンをはじめ、各部をチープでラットな雰囲気に仕上げつつも、その実はハイクオリティであること。彼にオファーしてくるカスタマーは皆、口コミでやって来ます。最も得意とするのはアイアンショベルなのですが、カスタマーの要望があればトライアンフやホンダCBのカフェレーサーなども手がけます。ファクトリーには様々なバイクやパーツ、工作機械が所狭しと置かれ、その多忙ぶりが伺えます。夜中まで作業することも少なくないとか。
僕のFXWGもパーフェクトに!
あらかじめ我が家のガレージで一度エンジンを全てバラし、ほとんどのストック・パーツも排除、ナローなチョッパーにしてあった僕のショベル。マニーにはポイントとなる部分のメイクを補強も兼ねて依頼しました。
具体的な内容は以下の通りです。
1)バッテリーケース:アッパーステーを補強のため溶接し直し、側面をドリルド加工。
2)リアフェンダーステー:2名乗車も可能な耐久性のある仕様に加工。
3)シート:僕の体型に合わせシートスプリングのマウントをフレームに直接ウェルディング。
マニーの仕事ぶりはとても手際がよく確実。これで現行車と比べ、非常に振動の多いショベルがパーフェクトなコンディションになりました。
最後にマニーから日本の皆さんに向けてのメッセージです。
『OLD SCHOOL GARAGE』は、パーツや車両の製作、販売に関して日本のユーザーにも対応してくれるそう。Webサイトの制作中とのことですが、現状では、マイスペースで情報を見ることが出来ます。マニアックなバイクも掲載されています。覗いてみて、ご興味がわけばメッセージしてみて下さい!
http://www.myspace.com/55019872
Yoshi Aso
日本のクルマやモーターサイクルマガジンで、米国のあらゆる情報を発信すべく報道ビザで渡米、7年目に突入するホイールジャンキーな日本人フォトグラファー、ライター。
photo&text:Yoshi Aso
www.1111garage.com
関連記事
-
砂漠のラリーにも対応するG-SHOCK。よりタフにより実用的...
-
第7回『ナカヨシ・ホットオールズミート』大成功!
-
NASCAR 2011 Report!第11戦 「Fedex...
-
Mr.イクラとユーティリタス代表 池谷祐一がFJ CRUIS...
-
第50回静岡ホビーショーレポート
-
クラブハーレー6月号発売中
-
NASCAR 2011 速報!「Fedex 400」リザルト
-
『ダイナオガレージファクトリーの仕事』静岡のビルトインガレー...
-
NASCAR 2011 Report!第10戦 「Showt...
-
Out Rider 6月号発売
-
新型ジープ・グランドチェロキー登場。よりがっちり、より豪華に...


















