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ALL GENREFrom Los Angeles カリフォルニアのトレーラー事情

2011.04.19

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こんにちは、From L.A.コラムのyoshi asoです。アメリカではトレーラーで物を運ぶ習慣が当たり前のようにあります。今回は日本の事情とは異なる、そんなトレーラーにまつわる、購入方法や税金&車検の話をしたいと思います。

タマ数豊富でリセールバリューが高いトレーラー

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今回購入したシルバーボディーのクローズドトレーラー。サイズは5×8フィートでバイクはもちろん、キャンピング道具も大量に積載でき、引っ越しなどにもフル活用できる。これで1300ドル(10万ちょい)は激安!

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カリフォルニアのトレーラー専用ナンバープレート。5年に1度のレジストレーションで手間いらず。但し、タイヤやブレーキ関連、電装系、リーフサスペンションのメンテナンスは定期的に自分で責任を持って行うのが米国流

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トーイングヒッチ部はアジャストローラーポールやセーフティーチェーンなど通常ではオプションとなる装備がインストール済みなのもユーズド車両のメリット

 3月にサンタクラーラまでショーバイクを搬送した時に、帰路でトレーラーが次々とトラブルに見舞われ、やはり長距離を走ると安い車両はそれなりなんだと痛感した次第。それでも1年以上たくさんのバイクをあらゆる場所に運んだり、家族でキャンプなどのアウトドアで活躍してくれた僕のお気に入りアイテムのひとつ。しかし、これ以上継続して300kgオーバーのバイクを運ばせるのはどうなのかと考え、とりあえずは壊れた箇所をD.I.Yで直しつつ、今後のことを考慮してクローズドボディのトレーラーの購入に踏み切りました。
 この国ではトレーラーは中古でも程度の良い車輛がいくらでもありますし、なるべく安くグレードアップしたいので個人売買のコミュニティーで探したところ、価格と程度がマッチするトレーラーが5台ほどありました。早速アポイントを取り実車を見に行って、そのまま牽引して帰宅、というスピーディーな購入でした。新車を販売するトレーラーショップも多数ありますが、eBayやクレイグスリスト、中古個人売買のコミュニティーなど、他にも迷うほどの購入手段があります。そしてある程度条件が見合えば決めてしまう方向で購入しないとターゲットの車両はすぐに売れてしまうのも実情です。僕の購入したトレーラーは、2009年登録でカリフォルニアナンバーや装備もオプション部品を含めてすべて装着され、価格はなんと1300ドル。新車で公道を走らせるまでには2500から3000ドルはかかるので、これは買い!でした。ちなみに今まで使っていたトレーラーは2006年登録車両を400ドルで購入し、1年半使うだけ使って350ドルで売れてしまいました。これはリセールバリューが非常に高いことを示しています。それだけトレーラーの存在ってアメリカ人にとって重要なんだとあらためて感じました。

維持費が激安だからこそ普及するトレーラー

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売れてしまったトレーラー(左)と新調したクローズドボディーのトレーラー、そして牽引車両の愛車ラングラーが僕のガレージの前に並ぶ。古いトレーラーを買ってくれた人は、メキシコに引っ越すために使用すると言っていた

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手放したトレーラーは約1年半、こんな感じで酷使した。アリゾナやサンフランシスコまで牽引した思い出もあるこいつは、見た目とは裏腹にヘビーデューティー

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売る時はフェンスやフレームをペイントして壊れた箇所もD.I.Yでパーフェクトにリペアした。ちなみにwebに売りたし、と掲載したら毎日数十人から問い合わせが、対応に追われることに

 米国のトレーラーはクラス1から5、そしてグースネック・クラスと6クラスに分けられており、トレーラーヒッチで牽引できる重量や安全性などが厳格に定められています。牽引するクルマのエンジン排気量までも規定があります。例えばクラス2は『3500ポンドまでの重量で、引っ張る車両は3000cc以上のエンジンを搭載していること』などといった具合。クラス1はパッセンジャーカー(乗用車)などでも牽引でき、引っ越しや大型家具を運ぶ需要があります。クラスによって税金も変わってきます。僕の購入したトレーラーはクラス2で、5年分のレジストレーション(登録料)は約180ドル。これ以外の手続きや維持費はかかりません。カリフォルニアではトレーラーは5年に1度の車検で、その間にオーナーが変わっても名義変更のみ、お金も手間もかからないシステムとなっているのです。僕が今回手に入れたのは2009年モデルなので、あと3年以上はお金がかからない計算です。
 仕事など実用的に使うケースの他、レジャー用のボート専用、アウトドアキャンピング専用など、様々な需要のあるトレーラー、その維持費が安いのは、やはりクルマで移動することが前提のクルマ社会だからなのだと言えるでしょう。万人が所有し易く、使い易い、これも豊かな生活のための、そして国が潤うための配慮なのだろうと思います。
 車両価格帯も幅広いし、トレーラーが欲しい方はアメリカから個人輸入してもお買い得となるのではないでしょうか。クラシカルなディテールを持つものやスモールクラスのキャンピングトレーラーなどタイプも用途にあわせて様々、日本の皆さんにもトレーラーのある生活を是非オススメしたいですね。

photo&text: Yoshi Aso
http://www.1111garage.com

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