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MOTORCYCLEFrom Los Angeles ブリティッシュ・モーターサイクル、BSAをアメリカン・ボバーにカスタム!

2011.08.01

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こんにちは、From L.A.コラムのyoshi asoです。今回は激安で入手したブリティッシュ・モーターサイクル、BSAをベースに、様々なプロビルダーの力を借りてビルドしたボバーをご紹介。カスタムの奥深さはヨーロピアン・モーターサイクルでも同様だと再認識させられたプロジェクト、ビクトリーが出来るまでをクローズアップします!

ボロボロの1967年オフロードBSAをカスタム!

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オフロード車だったコイルサス用のフレームをハードテイルのリジッドに変更することからスタートしたBSAボバーカスタム。ホイールベースを2.5インチ、ストレッチした

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とても希少な60年代のカリフォルニアの車検証。不動車ながらエンジンやフレーム、プレートナンバーまでマッチしたレアなモーターサイクルだ

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プロビルダーに仕上げてもらった最初のスタイルはこんな感じ。まだレバーや電装系装着前で、プロジェクトの進捗は80%といったところ

 Harley-Davidsonフリークの僕にとって、英国車は未知の世界。ひょんなことから手に入れた不動車の67年モデル、BSAビクトリーを走らせるためにどんなカスタムを施そうかと思案すること半年、数人のプロビルダーに依頼、一年の歳月を経てフィニッシュしたブリティッシュ・ボバーを紹介したいと思います。
 ベースとなるBSAビクトリーB441は、60〜70年代のオフロードレースで活躍した、英国では名の知れたモデル。同じフレームやエンジンでストリート仕様も販売されたBSAの人気モデルだったそう。排気量は441ccですがシングルエンジンの整備性の良さと耐久性、リアスプロケットをビッグサイズとすることで高速性能を向上するなど、当時としては他に類を見ない革新的なマシンだったようです。
 英国内だけでなく北米にも多くのビクトリーが輸出され、現在でも多くのアメリカ人に受け入れられるマニアックな一台です。そんなビクトリーですが、オリジナルを大切にガレージ保管するファンが多い中、あえてラットロッド風なボバーカスタムを、このB441に施してみました。

『カスタム=ハーレー』ではないという選択

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パワーボックスをシート下に取り付けるためにステーを溶接。この時点で既にタンクとハンドルを変更している

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これが英国車専用のパワーボックス。バッテリーレスでエンジンスタートできる優れもの。今回のプロジェクトでは、より始動性を向上させるためにスモールバッテリーも併用している

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最終段階でタンクを交換、ブリティッシュ・ボバーをフィニッシュ。441ccのシングルエンジンは軽量かつトルクフル。歯切れの良いサウンドとスピード感が魅力だ

 まず、コイルサス用のオリジナルフレームを2.5インチ(約50ミリ)ストレッチのリジッドフレームにしてシルエットを変更。エンジンのシンプルな造形、BSAならではの独特な形状のヘッドはそのままでも、ハーレーとひと味違うルックスを醸し出すことができます。最終的なスタイルに至るまでに3度、タンクやハンドルバーを変更しました。トライアンフやBSAなどの英国車は、電気系の配線がアメリカンとは逆なケースが多く、パワーボックスなるパーツを装着するとバッテリーレスにすることも可能。このビクトリーはパワーボックスとスモールバッテリーを併用してキックスタート仕様としました。
 元々軽量なオフロード車なだけに、カスタムしても軽快でひらひらとワインディングロードを走ることが出来るボバーBSA。近年、ブリティッシュ・ヴィンテージは日本旧車とともにメディアに取り上げられることも多く、「カスタム・モーターサイクル=ハーレー」じゃないということが広く認知されるようになっています。僕も今回の試みでその面白さを再認識した次第。皆さんもひと味違うカスタムにチャレンジしてみてはいかがですか?

photo&text: Yoshi Aso
http://www.1111garage.com

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