ALL GENREFrom Los Angeles MOONEYES代表、Shige菅沼が語るカスタム論とは
2011.01.07
こんにちは、From L.A.コラムのyoshi asoです。カスタムショップとしてホイールジャンキーにお馴染みのMOONEYES。今回はロサンゼルスにあるMOONEYES USAファクトリーに伺いました。代表のShige菅沼さんから伺った『菅沼流カスタム論』などをご紹介したいと思います。
ハイクォリティーなMOONEYESカスタムとShigeさんの意外なスタンス
クルマだけでなくモーターサイクルのカスタムパーツも数多くラインナップするMOONEYESのマシンショップ。その中で製作途中のアイアンスポーティーを発見。スタッフの息子さんからのオーダーだとか
MOONEYESご自慢のホットロッド&モーターサイクル用オイルタンクはこのマシンショップで製作されている。専門スタッフがハンドメイドで作るハイクォリティーなパーツだ
ドラッグレースにエントリーするShigeさんのマシンのフレーム。なぜ天井に吊るされているかというと、レース中にリアのセンターフレームが折れてしまったから。写真左に注目!
昨年12月に日本ではYOKOHAMA HOT ROD CUSUTOM SHOW 2010が行われ、西海岸ではX-MAS PARTY SHOW & DRAG 2010を開催したMOONEYES。両イベントは毎年多くの来場者で賑わうことで知られていますが、日本とアメリカを頻繁に行き来する多忙なShige菅沼さんに貴重なお時間を頂き、話しを伺うことができました。イベントなどで挨拶を交わす程度の面識しかなく、しっかりとお話ししたのは今回初めて。Shigeさんの人柄やクルマやモーターサイクルへの思い、また、Shige菅沼流カスタム論などを伺うことが出来ました。
アメリカ車からモーターサイクル、日本の旧車まで、時代に流されないコンセプトを持つハイクオリティーなカスタムで定評のあるMOONEYES。カスタム業界の草分け的な存在であるMOONEYESとShigeさんですが、その第一声は「カスタムって、もっとユルくていいと思うんだよ」と意外なものでした。
「クルマでもモーターサイクルでも究極の自己満足だし、『このスタイルが一番だ!』と思えればそれでいい。シンプルなものでいい。他人に『もっとイジらないの?』って言われてやり過ぎちゃう人もいると思うのね。それで、本来のスタイルを崩しちゃったりするでしょ。カスタムって満足に限界がない。だからもっとユルくていいと思う」
Shigeさん自身も「僕はカスタムに関しては最高にユルいんだよ」と言います。
「どっかで手を抜いちゃうというか、それでいいと思っているんでパーフェクトを目指さなくとも、人間臭くて良しとしてるの」と気さくな雰囲気で独自のスタンスをお話ししてくれました。
たかがクルマ、されどクルマ。カスタムは楽しい。
ファクトリーはデビジョンごとに3つの建物に分かれており、ここはパーツショップの入り口。お馴染みのMOONEYESのロゴはアメリカでもメジャーなアイコンとなっている
一見、カリフォルニアのオールドプレートに見えるコレ、何と現行ナンバーをエアブラシでブラック地にイエローへと変更し、60年代のプレートと同じカラーにしているのだ。ホットロッドでは定番になりつつあるカスタムだが、まだ意外と知られていない。
ここはパーツストレージエリア。全商品のストックストレージであり、製品をパッケージしたり、全米中に発送する場所となっている。
ボンネビルやドラッグレースなどアメリカの数々のモータースポーツシーンにもMOONEYESとしてエントリーするShigeさんですが、そんな彼が「カスタムに定義はないと思うけど、自分なりに場数を踏んでいくと『遊び心をもって乗る』というところに辿り着く。『たかがクルマ、されどクルマ』の領域までいくと自分なりのカスタムが見えて、その楽しさはライフスタイルになる」と今までの経験を語ってくれました。そんな思いをもってクルマやモーターサイクルと接しているShigeさん。自社イベントにもMOONEYESとしてではなく、個人のコレクションから面白い車両をチョイスして出展するなど、独自のカスタム道を言葉ではなくカタチとして示すエンスージアスト、Shigeさんのお話しには「なるほど!」と感心させられることばかり。一人のホイールジャンキーとして僕自身もとっても勉強させて頂きました。
まるで少年のような笑顔で気さくにインタビューに応えてくれたShigeさん、是非またお話しを伺いたいと思います。
取材協力:
MOONEYES USA
http://www.mooneyesusa.com
photo&text: Yoshi Aso
http://www.1111garage.com
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