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MOTORCYCLEGAO NISHIKAWAの週刊イラストギャラリーアーカイブ Vol.22

2011.02.10

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"Subtraction"
 ホットロッド(Hot Rod)やチョッパー(Chopper)と呼ばれるカスタム・スタイル、もともとはチューニングしたホットなエンジンを積んで、ストックの重く野暮ったい外観を大胆にチョップし仕上げたことを語源としていると言う。ちなみにChopperの語源、Chopは『たたき切る』を意味している。エンジンはともかく、外観に関しては引き算(Subtraction)のカスタムなのだ。
 イラストのモーターサイクルは東京のカスタムショップ、Black Chromeが仕上げた一台。ベースは2005年モデルのHarley-Davidson Sportster XL1200R。この『SUPER RECORD』と名付けられたカスタムは『Bonnevilleのドライレークでスピードレコード(最高速記録)に挑む為のマシン』をコンセプトに作られたもの。大柄になったフレームや独特の形状などからモディファイが困難だと言われる高年式のスポーツスターを、ストックの良さも生かしながらどこまでシンプルで速そうに見せられるかがチャレンジテーマ。
 もともとBonnevilleのスピードチャレンジは、年に一度のホットロッダーの祭典としての要素が色濃く、参加するマシンは二輪も四輪も虚飾を排したホットロッド・テイストの外観を持つものが少なくない。
 『SUPER RECORD』ではフェンダーを取り去り、タンクやシート、マフラー、ヘッドライトなどをコンパクトなものに換装。高年式なベースにあえてマグラ社のセパハン、S&SのBキャブなど昔ながらの定番パーツをセット、クラシックレーサーを彷彿とさせる、まさに『引き算のカスタム』の好例となっている。
 まるで着飾るかの如くの『足し算』してゆくのがカスタムと思ってしまいがちだが、『SUPER RECORD』のようなアプローチの方がセンスや知識が問われるのではなかろうか。


GAOイラストギャラリーアーカイブ、22回目は2008年11月10日にアップしたイラストとコラムを掲載。
CarTown.jpでは"GAO's Gallery"として隔週でイラストの連載を行っているので、こちらもご覧頂きたい。

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illustration & text: Gao Nishikawa



spacial thanks:
■Black Chrome Bike Works
http://www.blackchrome.net

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