TOP > CAR > 新規自動車寸評 JAIA試乗会

HEADLINE

新着記事

CAR新規自動車寸評 JAIA試乗会

2012.02.06

メインビジュアル

年に一度、輸入車を一堂に集めプレス向けに開催されるJAIA試乗会が今年も開かれた。JAIAとは日本自動車輸入組合のことで、この催しも今年で32回目を迎える。今回も日頃接する機会の少ないモデルを中心に5台ほど試乗してきた。その模様をお届けしよう。

貴重な輸入車を味見する

写真

堂々たる体格の持ち主で、前後はポルシェの面影を残すがサイドビューはまさにセダンである。

写真

パナメーラハイブリッドのインパネ。アクセルの踏み方に気をつければかなり電気のみの走行が出来る。表示は回生中。

写真

コレオスのテールゲートは御覧のように開く。レンジローバーと同じだ。

 かつてはほとんどすべての輸入車のインポーターがこのイベントに参加していたのだが、最近は残念ながらすべてというわけにはいかなくなった。それでも主要メーカーのほとんどはこのイベントに参加し、貴重なクルマを試乗させてくれる。ただ、やはりその貴重なクルマには試乗の応募が殺到し、試乗出来るか否かは抽選の結果となる。今回は残念ながらランボルギーニ・ガヤルドが抽選から漏れてしまった。抽選に当たったモデルはポルシェ・パナメーラ・ハイブリッド、ミニ・クーパー・クーペ、ルノー・コレオスの3台。これにあとからジープ・ラングラー・アンリミテッドとルノー・メガーヌGTラインの2台を追加して合計5台に試乗した。試乗時間は短いものだと45分。人気車のほとんどがこれだから、写真を撮ったりしていると時間はあっという間に過ぎてしまう。つまりあくまでも味見程度の試乗なのだが、それでも珍しいクルマに乗れるチャンスではあるわけだ。
まずはポルシェ・パナメーラ・ハイブリッドからの試乗。正直なところポルシェらしからぬ、豪華で快適なクルマ。もっともカイエンを作ったあたりからポルシェもだいぶ変わってきた。というわけでパナメーラも先入観を捨てて乗れば極めてよく出来たパイパフォーマンス・サルーンであって、同じセダンでもスポーツカー風のモデルが欲しいとなれば、チョイスの対象になる。ハイブリッドのメカニズムは基本的にVWトゥアレグなどが使っているものと同じで、V6エンジンと電気モーターの組み合わせだ。それにしてもしっかり充電されていれば発進からかなりのところまでモーターだけで走れる。そしてアクセルを軽く踏んでいれば、ハイブリッドの恩恵をかなり受けられることが分かった。勿論踏み込めばシステム全体の出力380psに物を言わせる。
 

写真

走ることを目的にクルマを愉しむ人にはもってこいの1台。2シーターにした結果、ラゲッジも使える。

写真

中々派手なカラーリングのジープ。インテリアのつくりが良くなり、一段と快適性が増した。

写真

わかる人にはその良さがわかる典型的モデル。60㎞/h以下なら回頭性の良さはポルシェより上かも。

 ルノー・コレオスはニッサンがメカニズムを設計し、ルノーがデザインを担当、そして作るのは韓国のルノー・サムスンというニッサン・ルノーの分業体制で完成したクロスオーバーで、ルノーにとってはこのジャンル初のモデルだ。ルノーらしさをのぞかせるのはやはりストロークの長い足回りのセッティング。リアゲートも上下分割で、レンジローバーを彷彿させる。当たり障りのないクルマで、ニッチマーケットに特化した戦略をとるルノージャポンにしては、かなり一般受けする普通のクルマである。
2シーターで大型のハッチゲートを持つミニクーペ。乗ったのはクーパーだが、そのゴーカート感覚のハンドリングは益々研ぎ澄まされ、気合を入れて走ると遊び心は十分に満たされるクルマである。6ATだが本来ならば、マニュアルで乗りたいクルマという印象だ。小さいながらかなりエキセントリックなモデルで、室内の静粛性などは敢えて犠牲にしている印象を受けた。
ジープ・ラングラーは、今年からペンタスターと名付けられた最新鋭の3.6㍑V6DOHCエンジンを搭載する。その新たなパワートレーンがラングラーという尖がったキャラクターとマッチするかという部分を見てみたかったのだが、結論から言うと4ドアのアンリミテッドはこれで大正解。実に快適で静粛性の高いモデルに仕上がっている。相変わらずオフの性能はずば抜けているはずだから、都会での快適性だけが引き上げられたということで、最早スパルタンなイメージは皆無である。ただ、相変わらず小柄なドライバーには優しくなく、満足するドライビングポジションを取れなかった。
最後のルノー・メガーヌは予想していたモデルとはだいぶ異なっていた。今回初めてメガーヌに乗った、RSにはすでに乗ってスポーティーというよりもスポーツカーに近い感覚は味わっていたから、GTラインといえどもちょっとスポーティー程度かと思いきや、シートはRSと同じ完全なバケット。エンジンこそ大人しい2㍑140psとCVTという組み合わせだが、そのハンドリングはまるでスポーツカーのよう。痛快極まりないモデルであった。
これらのモデルのうち何台かは後日ゆっくりとご紹介しよう。
 

photo&text: 中村孝仁

special thanks: 日本自動車輸入組合

PAGE TOP
ad
The All-New Ford Explorer Debut

BLOG

DOWNLOAD

  • Zebra 6

    Zebra 6

    FORDのGranTorino。最近イーストウッド監督の作品でその名を・・・

  • Rent A Truck

    Rent A Truck

    こんなトラックを見たことがあるだろうか。自分で引っ越し・・・

  • 代替文字が入ります代替文字が入ります

    KINGMAN, ARIZONA

    アリゾナ州キングマン。この道を歌った有名な曲にも街・・・

  • AMARILLO, TEXAS

    AMARILLO, TEXAS

    地面にキャデラックが突き刺さったオブジェが有名な・・・