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CARNASCAR 2010総集編:スプリントカップ・ハイライト!

2010.12.31

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数多くのドラマが繰り広げられた2010年のNASCARを本誌アメリカ特派員のTetsuro Otsukaが振り返る総集編。今回は最後まで白熱した戦いが繰り広げられたNASCAR最高峰スプリントカップのハイライト!

史上例のない三つ巴のタイトル争い

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白熱した戦い! チェイス・フォー・ザ・スプリントカップ:チェイスとは、ラスト10レースで行われる言わばプレーオフ。チャンピオン獲得に必要なのはドライバーの技術やマシンの性能だけではない。強靭な精神力、チームの戦略、そして運を味方につけることも重要であることを今年のチェイスは改めて実感させてくれた

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5年連続のシリーズチャンピオン、ジミー・ジョンソン:最終戦で見事逆転勝利。モータースポーツ史に残る前人未到の5年連続シリーズチャンピオンを獲得した#48ジミー・ジョンソン。リチャード・ぺティやデイル・アーンハートに並ぶNASCARのレジェンド、史上最強のNASCARドライバー誕生だ

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年間最多の8勝を記録したデニー・ハムリン:シーズン序盤、膝の手術を受けた直後のレースでも見事勝利、今シーズン最多の8勝を記録した#11デニー・ハムリン。チャンピオンこそ逃したもの、最終戦をトップで迎えるなどシーズン中一番目立っていたドライバーであること間違いなし

 サンクスギビングデイを直前に控えた11月21日に行われた第36戦をもってNASCARスプリントカップの長い2010年シーズンが幕を閉じた。今年のタイトル争いは史上例のない三つ巴の大接近戦。最後まで熾烈なチャンピオン争いを演じたのはジミー・ジョンソン(#48/LOWE'S シボレー・インパラ)、デニー・ハムリン(#11/FedEx トヨタ・カムリ)、そしてケビン・ハービック(#29/PENNZOIL SHELL シボレー・インパラ)。
 勝負は最終戦のホームステッド・マイアミまでもつれ込み、ジミー・ジョンソンが前人未到の5年連続シリーズチャンピオンを獲得、スポーツ史に残る金字塔を打ち立てた。

歴史を作り上げた立役者たち

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名門リチャード・チルドレスレーシングが復活!:2009年は1勝もできず、チェイスにも誰も送り込めなかったリチャード・チルドレス・レーシング。2010年は#29ケビン・ハービックが3勝、#33クリント・ボウヤーが2勝、#31ジェフ・バートンを含め全員がチェイス進出。ケビン・ハービックは最終戦までタイトル争いを展開、名門が復活の狼煙をあげた一年でもあった。写真の白いシャツがリチャード・チルドレス本人

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ジェイミー・マクマレー、デイトナ500とブリックヤード400を制覇:シーズン最大のレース「デイトナ500」で優勝、さらに伝統のインディアナポリス・スピードウェイで行われた「ブリックヤード 400」をも制した#1ジェイミー・マクマレー。所属するアーンハート・チップガナシ・レーシングは、今年インディカーでもダリオ・フランキッティーが「インディ500」を制し、アメリカンモータースポーツの3冠を達成!

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カイル・ブッシュ、3大ナショナルシリーズを制覇:NASCARの3大ナショナルシリーズ、スプリントカップ、ネイションワイドシリーズ、キャンピングワールド・トラックシリーズを同一週に制覇、至上初の快挙を成し遂げた#18カイル・ブッシュ。ただでさえ1回のレース時間が長いNASCAR。同じ週末に3回レースをこなした上、全てに優勝してそのタフネスぶりを大いにアピール。来年の活躍にも期待したい

 年間最多の8勝を挙げ初タイトルに王手をかけながら最終戦で涙をのんだデニー・ハムリン、シーズン序盤から首位をキープしつつもチェイスでの成績が振るわなかったケビン・ハービック、年間を通して熾烈な争いを繰り広げた総勢50名以上のスプリントカップ・ドライバー達。全員をここでご紹介することはできないが、その誰もが2010年に新たな歴史をつくり上げた立役者だ。
 そしてジミー・ジョンソンが偉大な歴史をつくったこのシーズンの目撃者となれたことは全てのNASCARファンにとって幸せだったと言えるだろう。
 ちなみに僕Tetsuroにとっての今年一番のトピックは、ORMの特派員としてアメリカンモータースポーツの最高峰、NASCARの舞台に足を踏み入れたことに尽きる!

photo: Getty Image for NASCAR
text: Tetsuro Otsuka

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