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CARNASCAR 2011 Report!第11戦 「Fedex 400」

2011.05.19

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NASCARのシーズン第11戦はデラウエア州にあるドーバー・インターナショナルスピードウェイで行われた「Fedex 400」。NASCAR(ストックカー・レーシング)の聖地、ノースカロライナ州シャーロット在住のTetsuroOtsukaが送るモータースポーツコラム。

ポールのジミー・ジョンソンがレースを独占!

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現役最多の6勝を挙げている#48 ジミー・ジョンソンがポールポジションを獲得。後ろにはチームメイトの#88 デイル・アーンハートJr.

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トップを独走する#48 ジミー・ジョンソンに迫る走りを見せていたのが#99 カール・エドワーズ

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絶好調だっただけに無念のリタイヤとなった#43 AJ・アルメンディンガー。リタイヤ後のインタビューではかなり苛立っていた

 NASCAR第11戦はデラウエア州にあるドーバー・インターナショナルスピードウェイ。一周1マイルのコンクリートの路面は別名『モンスターマイル』と呼ばれています。予選はこのレーストラックで現役最多の6勝を挙げているジミー・ジョンソン(#48 Lowe's Chevrolet)がポールポジションを獲得。フロントローにはリチャード・ぺティ・モータースポーツのAJ・アルメンディンガー(#43 Best Buy Ford)。

 レース開始から圧倒的なスピードでトップを独走していたジミー・ジョンソン。ピットストップ時にカール・エドワーズ(#99 Aflac Ford)にトップを譲るものの、すぐに奪取。向かうところ敵なしといった勢いでジミー・ジョンソンがレース前半を支配していました。

 また一際目立っていたのがリチャード・ぺティ・モータースポーツの2台。フロントローのAJ・アルメンティンガーはジミー・ジョンソンに引き離されずに上位キープ。そしてチームメイトのマルコス・アンブローズ(#9 DeWalt Ford)も18番グリットから徐々に順位を上げ、一時は2台ともトップ5を走るほどでした。ただ残念ながらAJ・アルメンディンガーは中盤にマシントラブルでガレージ行きになってしまったのでした。

見事なピット戦略でマット・ケンゼスが今季2勝目!

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優勝できる可能性があっただけに残念な結果となってしまった#33 クリント・ボウヤー。後ろをはしる#9 マルコス・アンブローズはオーバルトラックでは自己最高の3位でフィニッシュ

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すばらしいピットストラテジーで最後に大逆転劇を繰り広げた#5マーク・マーティンと#17 マット・ケンゼス

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#17 まさかの大逆転優勝となった#17 マット・ケンゼスのウイニングラン。ドーバーでは初勝利

 前半からジミー・ジョンソン(#48 Lowe's Chevrolet)に追従していたカール・エドワーズ(#99 Aflac Ford)が後半はレースを牽引。今シーズン好調のデイル・アーンハートJr.(#88 AMPEnergySugarFree/NationalGuard Chevrolet) も何度もオーバーテイク・シーンを見せ観客を楽しませていました。またリチャード・チルドレスレーシングが後半絶好調、クリント・ボウヤー(#33 BB &T Chevrolet)、ケビン・ハービック(#29 Budweiser Chevrolet)、ジェフ・バートン(#31 Caterpillar Chevrolet)の3台がトップ5に入るラップも。

 終盤の残り70周でケーシー・ケイン(#4 Red Bull Toyota)のマシントラブルによるコーション。ここで無念のリタイヤとなりました。先週ダーリントンの雪辱か、クリント・ボウヤーがジミー・ジョンソン、カール・エドワーズを抑えてトップになりました。このまま三つ巴の戦いか?と思っていたところに残り38周で再度コーションが!このピットストップがこのレースの勝負どころとなったのでした。

 マーク・マーティン(#5 GoDaddy.com Chevrolet)がただ一人ステイアウト。2タイヤ交換がマット・ケンゼス(#17 Wiley X Eyewear Ford)、デイル・アーンハートJr.。そしてその他ほとんどのチームが4タイヤ交換。だれもがジミー・ジョンソン、カールエドワーズ、クリント・ボウヤーのレースだと思っていたのですが、なんとマット・ケンゼスがマークマーティンを追い越しそのままトップを独走。最後まで逃げ切り今季2勝目を手にしたのでした。

 レース後のインタビューではどのドライバーも落胆していましたが、一人だけ楽しそうにインタビューに答えていたのがマーク・マーティン。しっかり2位でフィニッシュした裏には、大ベテランのみがなせる巧みなストラテジーがあったのでした。

photo: Getty Image for NASCAR
text: Tetsuro Otsuka

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