CARNASCAR 2011 Report!第16戦 「Toyota/Save Mart 350」
2011.07.01
NASCARのシーズン第16戦はカリフォルニア州ソノマにあるインフェネオン・レースウェイで行われた「Toyota/Save Mart 350 」。NASCAR(ストックカー・レーシング)の聖地、ノースカロライナ州シャーロット在住のTetsuroOtsukaが送るモータースポーツコラム。
ジョーイ・ロガーノが今期初、自身2度目のポールポジションを獲得
インフェネオン・レースウェイの周りにはワインを造るための広大な葡萄畑が広がる
#20 ジョーイ・ロガーノ、#1ジェイミー・マクマレーを先頭にレーススタート
#18 カイル・ブッシュを追うロードコースのキングの#24 ジェフ・ゴードンと#14 トニー・スチュワート
NASCAR第16戦はカリフォルニア州ソノマにあるインフェネオン・レースウェイで行われた「Toyota/Save Mart 350」。今シーズン初めてのロードコースは一周1.99マイル、ワインの産地で有名なサンフランシスコ郊外にあります。ロードコースを得意のとするジェフ・ゴードン(#24 DuPont Chevrolet)はここで過去5回、トニー・スチュワート(#14 Office Depot / Mobil 1 Chevrolet)は2回の優勝経験があります。また二人の外国人ドライバー、ファン・パブロ・モントーヤ(#42 Cottonelle Chevrolet)とマルコス・アンブローズ(#9 Stanley Ford)もロードコースが得意ということでレース前から注目されていました。
予選は今年初めて、自身2度目のポールポジションを獲得したジョーイ・ロガーノ(#20 The Home Depot Toyota)、フロントローにはジェイミー・マクマーレー(#1 McDonald's Chevrolet) 。ジョーイ・ロガーノはクルーチーフのグレッグ・ジッピデリ(過去にトニー・スチュワートとともに2回のタイトルを獲得)と関係があまり良くないようで、来年以降のシートが危うい状況と一部のメディアからは報じられています。ここでしっかりと存在感をアピールして来期につなげてほしいところです。
そのジョーイ・ロガーノ、スタート直後にチームメイトのデニー・ハムリン(#11 FedEx Freight Toyota)にトップを譲ると、ずるずると後退してしまいます。デニー・ハムリンの後にトップにたったのはカート・ブッシュ(#22 Shell / Pennzoil Dodge)。ロードコースでの優勝経験はないものの、一時は2位以下に20秒差をつけてトップを走行。また同じペンスキー・レーシングのブラッド・ケゼロウスキー(#2 Miller Lite Dodge)とワンツーで走行するシーンもありました。ちなみにペンスキーは他のチームとピットストラテジーが異なり、コーションに左右されることなく2ストップ作戦。事実前半にコーションが続けて起こってもカート・ブッシュはステイアウトでトップを維持していました。
カート・ブッシュがロードコースで今季初勝利!
終盤に入り一気に順位を上げた#24 ジェフ・ゴードン、#99 カール・エドワーズをパスして2位に浮上
#18 ファン・パブロ・モントーヤの猛追に反撃する#2ブラッド・ケゼロウスキー、後ろには#18カイル・ブッシュ
前戦まで3回連続ポールポジション、このレースで念願の今季初勝利。シーズン後半、#22 カート・ブッシュの注目度が高くなること確実
中盤のコーション後にリスタートでクリント・ボウヤー(#33 Cheerios / Hambuger Helper Chevrolet)がトップを走行するものの、数週後にはまたもやカート・ブッシュがトップを奪取。それに続いてロードコースの本命のトニー・スチュワートが2位まで順位を上げてカート・ブッシュを猛追。また中盤頑張っていたのは前半のスピンによるピットインで35位まで後退した後に、トップ3位まであがってきたマーティン・トゥーレックスJr.(#56 NAPA Auto Parts Toyota)。
71周目にトップのカート・ブッシュがグリーンフラッグでピットイン。この日2回目にして最後のピットストップです。、完璧なピットストラテジーで全体の流れに左右されることなくレースをコントロール。ここでトップにたったトニー・スチュワートが数周後にピットインするまでトップを走行。ただしそのトニー・スチュワートは86周目にブライアン・ビッカーズ(#83 Red Bull Toyota)の報復によってクラッシュ。序盤の接触が原因なのですが、トニー・スチュワートは上位を走行していただけにかなり痛いクラッシュ。また残り20周で上がってきたのがカール・エドワーズとジェフ・ゴードン。二人とも前半はずっと20位付近を走っていたものの最後にはトップ3入りです。さすが!
レース終了間際に猛追していたのはファン・パブロ・モントーヤ、他のマシンをコース外に押し出してオーバーテイクする激しい走りをしていましたが、ブラッド・ケゼロウスキーに阻まれて後退してしまいます。その間も終始トップを走行し続けたカート・ブッシュが110周中リードラップ76周という圧倒的なレース展開で今季初勝利、ロードコースで初優勝をあげたのでした。
Photo: Getty Images for NASCAR
Text: Tetsuro Otsuka
special thanks: NASCAR
関連記事
-
1886年アメリカ生まれ、Hunter社のシーリングファン&...
-
ハーレーダビッドソン昭和の森とORMのコラボレーション・イベ...
-
Out Rider 8月号発売
-
"Dreamin' Space for Wheel Junk...
-
トレーラービレッジ 大窪正和氏とともに、AIRSTREAM(...
-
スペシャルモデルの世界
-
NASCAR 2011 速報!第18戦「Quaker Sta...
-
Rider's Story『よく会いますね』
-
NASCAR 2011 Report!第17戦 「Coke ...
-
新規自動車寸評:プジョー508
-
"Dreamin' Space for Wheel Junk...


















