TOP > CAR > NASCAR 2011 Report!第...

HEADLINE

新着記事

CARNASCAR 2011 Report!第28戦 「SYLVANIA 300」

2011.10.01

メインビジュアル

NASCARのシーズン第28戦はニューハンプシャー州ロードンにあるニューハンプシャー・モータースピードウェイで行われた「SYLVANIA 300」。NASCAR(ストックカー・レーシング)の聖地、ノースカロライナ州シャーロット在住のTetsuroOtsukaが送るモータースポーツコラム。

チェイス2戦目はライアン・ニューマンがポールを獲得

写真

#39 ライアン・ニューマンと#4 ケーシー・ケインを先頭にレーススタート

写真

序盤トップを走行する#39 ライアン・ニューマンのピットストップ

写真

ピット戦略で一時トップに浮上した#5 マーク・マーティン。来年はどこのチームからスポット参戦するのか?

 NASCAR第28戦はニューハンプシャー州ロードンにあるニューハンプシャー・モーター・スピードウェイ。チェイス初戦のシカゴでいきなりランキングに大きな変動があっただけに、順位が下がってしまったドライバー、カイル・ブッシュ(#18 M&M's Toyota)やジミー・ジョンソン(#48 Lowe's Chevrolet)ジェフ・ゴードン(#24 DuPont Chevrolet)がどうなるのか?レース前から気になります。

 今回のポール・ポジションはライアン・ニューマン(#39 Haas Automation Chevrolet)。チームメイトのトニー・スチュワート(#14 Mobil 1 / Office Depot Chevrolet)がシカゴで優勝しているので、ポールからスタートでその流れにのりたいところです。フロント・ローにはレッドブルのケーシー・ケイン(#4 Red Bull Toyota)が続き、その後ろにチームメイトのブライアン・ビッカーズ(#83 Red Bull Toyota)が続きます。カイル・ブッシュやジミー・ジョンソン、ジェフ・ゴードンも予選は好調で全員が10位以内からのスタートとなりました。

 レースは序盤ライアン・ニューマンとケーシー・ケインがトップをキープします。88周目にデブリーによるコーションが発生しますが、それまでは非常に穏やかなレース展開でした。コーション後はピット戦略でマーク・マーティン(#5 GoDaddy.com Chevrolet)がトップに浮上します。序盤から常に2位を走行するケーシー・ケインがその後一時トップを走行しますが、直後にジェフ・ゴードンにトップを奪われてしまいます。

トニー・スチュワートが2連勝!チェイス争いもトップに浮上

写真

トップを走行する#24 ジェフ・ゴードン。上位でフニッシュしてランキングも巻き返したいところ

写真

ガス欠で失速する#33 クリント・ボウヤーを追い抜く#14 トニー・スチュワート

写真

優勝トロフィーを掲げるトニー・スチュワート。チェイスに入ってから2連勝、この勢いはどこまで続くか?

 中盤以降もジェフ・ゴードンが2位以下に大差をつけてトップをキープしますが、それも続かず後半トップに経ったのはニューハンプシャーで2度優勝経験のあるクリント・ボウヤー(#33 Cheerios / Hamburger Helper Chevrolet)でした。このレースはコーションがあまり発生しなかったために、ピット戦略や燃料の計算が非常に重要なキーになっていたのでした。また終盤にはカイル・ブッシュとジミー・ジョンソンが接触、クラッシュこそしなかったもののチェイスコンテンダー同士の白熱したバトルが展開されます。

 終盤になってもクリント・ボウヤーがトップを走行、その後ろで前戦で優勝したトニー・スチュワートが2位まで順位をあげてきます。レースも残り3周、燃費の心配があるものの誰もがクリント・ボウヤーがチェッカー・フラッグを受けるかと思っていたのですが、案の定ガス欠となってしまいフロントストレートで失速してしまいます。これでトップにたったのがトニー・スチュワート、20位スタートから順位をあげ、最後の2周でトップを奪取、そのままチェッカー・フラッグとなったのでした。シカゴに続き2連勝、これでランキングも単独トップになったのでした。

昨年のロードンで、まったく同じような展開で終了間際にクリント・ボウヤーにトップを奪われてしまったことがあるだけに、雪辱を果たしたかっこうのレース展開でした。気になる他のドライバーですが、ジェフ・ゴードンが上位でフニッシュしランキングも5位まで浮上、カイル・ブッシュも6位になりますがジミー・ジョンソンは調子があがらず10位に停滞してしまいます。ただポイント差がそんなに大きくないので今後の巻き返しを期待したところです。

photo: Getty Images for NASCAR
text: Tetsuro Otsuka

PAGE TOP