CARNASCAR Report!第3戦 Kobalt Tools 400
2011.03.11
NASCAR 2011シーズン第3戦はネバダ州ラスベガス・モータースピードウェイで行われた「Kobalt Tools 400」。NASCAR(ストックカー・レーシング)の聖地、ノースカロライナ州シャーロット在住のTetsuroOtsukaが送るモータースポーツコラム。
カート、カイルのブッシュ兄弟のホームタウン、ラスベガス
アウト側を選択したポールポジションの#17マット・ケンゼスを筆頭に上位4台がフォード勢
残念ながら序盤早々にフラットタイヤで後退してしまった#17マット・ケンゼス
ラスベガス出身の#22カート・ブッシュが中盤にスピン
NASCARスプリントカップ第3戦はネバダ州ラスベガス。ここはカート、カイルのブッシュ兄弟のホームタウンということもあり二人とも大いに注目を集めていました。ただし兄カート・ブッシュ(#22 Pennzoil Platinum Dodge)はここで未勝利、弟のカイル・ブッシュ(#18 Snickers Peanut Butter Squared Toyota)も一勝と結果を残せていない状況。そんな中、予選はマット・ケンゼス(#17 Crown Royal Ford)がトップ、フロントローにはマルコス・アンブローズ(#9 Stanley Tools Ford)が続き1位から4位までフォード勢が独占。
レース開始早々、残念なことに序盤早々にマット・ケンゼスはフラットタイヤで後退、その間にトップに立ったのが新スポンサーのMobil1のホワイトにカラーリングされたマシンをドライブするトニー・スチュワート(#14 Mobil 1/Office Depot Chevrolet)。レース開始早々にトップになるとその後は独走状態。
カイル・ブッシュも96周目にフラットタイヤで後退。その直後にはカート・ブッシュがスピンとあまりいい調子が上がらないブッシュ兄弟。カートのスピンの影響でデビッド・ラガン(#6 UPS "We Love Logistics" Ford)に押されたケーシー・ケイン(#4 Red Bull Toyota)もスピンしたのですが運よく誰とも接触せずにレースに復帰していました。
注目のカール・エドワースが今季初勝利!
トラブル続きのブッシュ兄弟ですが、この日のカイル・ブッシュ(#18 Snickers Peanut Butter Squared Toyota)はとことん運が悪く、数周後にエンジンブロー。なすすべなくガレージ行きとなり、そのままリタイヤとなってしまったのでした。また調子の良かったフォード勢もマット・ケンゼス(#17 Crown Royal Ford)のフラットタイヤに続き中盤にグレッグ・ビッフル(#16 3M Post-it Ford)がガス欠で後退。
さらに後半に入ると前半からずっと首位を独走していたトニー・スチュワート(#14 Mobil 1/Office Depot Chevrolet)が、まさかのピットミスによるペナルティで大幅に後退。その後のピット戦略で2タイヤ交代を選択し再びトップに立ったものの、トップを維持することができず。
この状況でトップに立ったのが終始上位を走行していたカール・エドワーズ(#99 Scotts / Kellogg's Ford)。2タイヤ交換を選択した最後のピットストップが功を奏し、この日レースをほぼ独走していたトニー・スチュワートの猛追を振り切りそのままチェッカーフラッグ。ラスベガスでは自身2度目、今季初となる勝利を手にしたのでした。
前戦に引き続き、「注目のドライバー」が続けて優勝!次のレースも楽しみです。
photos: Getty Image for NASCAR
text: Tetsuro Otsuka
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