TOP > CAR > NASCAR Report!開幕戦 DA...

HEADLINE

新着記事

CARNASCAR Report!開幕戦 DAYTONA 500 前篇

2011.02.23

メインビジュアル

NASCARのシーズン開幕にしてアメリカンモータースポーツにおける最大のレース「DAYTONA 500」がフロリダ州デイトナビーチにあるDaytona International Speedwayで行われた。NASCAR(ストックカー・レーシング)の聖地、ノースカロライナ州シャーロット在住のTetsuroOtsukaが送るモータースポーツコラム。

NASCARの新たな歴史が始まる!2011シーズン開幕

写真

ポールポジションを獲得した#88デイルアーンハートJrと共にフロントローに並ぶ#24ジェフ・ゴードン

写真

グランドマーシャルを務めたのは映画「トランスフォーマー3」のマイケル・ベイ監督。劇中車のNASCARはリアウイングの翼端版にオートボットのマークが!

写真

Lap3ではスタンドの全員が3本指を天高く挙げて今は亡きレジェンド、デイル・アーンハートをトリビュート

 すばらしい晴天に恵まれた開幕戦「Daytona500」、今年は英雄デイル・アーンハートが亡くなってから10年目を迎える節目のレース。そのファンの期待に応えるかのごとく、予選は彼の息子デイル・アーンハートJr.(#88 AMP Energy/National Guard Chevrolet)がトップ。そしてフロントローのアウトサイドには過去3回優勝しているジェフ・ゴードン(#24 Drive to End Hunger Chevrolet)。二人とも先日お伝えした今年の注目ドライバーだけに2011年のシーズン早々に目立ってくれるなんて素晴らしい!と思いきや、プラクティスでクラッシュしたデイル・アーンハートJr.はスペアカーで出走するためペナルティで最後尾スタートに。

 ペースラップでは先導のニューカマロSS、43台のマシンとともに、今夏の新作映画「トランスフォーマー3」に登場、オートボットに扮したNASCARのマシンも併走。監督のマイケル・ベイや出演者のジョシュア・デュアメルといった豪華ゲストもかけつけグランドマーシャルを務めました。
 今年の夏、日本でこの映画をみた人がNASCARに興味をもってくれるといいなあ。

 いよいよ43台のカラフルなマシンが轟音をたてながらローリングスタート。スタート直後からさっそくダブルドラフティングが炸裂するなか、3周目にはレジェンドを偲ぶかのごとくスタンドにいる観客全員が3本指を立てた腕を天高く突き上げ、亡きデイル・アーンハートをトリビュート。永久欠番のゼッケン3は今でもファンの胸の中にあるのだなと感動した瞬間でした。
 その後カイル・ブッシュ(#18 M & M's Toyota)がスピンして最初のイエローフラッグ。後ろからマイケル・ウォルトリップ(#15 NAPA Auto Parts Toyota)のプッシュで軽く接触、スピンしてしまったのでした。残念。
 

17台を巻き込むビッグワンが!

写真

雲ひとつない青空のデイトナインターナショナルスピードウェイを43台のモンスターが一斉に駆け抜ける

写真

レース序盤に発生してしまったビッグワン。中盤を走行していたドライバー&マシンの多くが不運なことにガレージに行きになってしまった

写真

ガレージで必死に修復作業に取り掛かる#24ジェフ・ゴードンのメカニックたち

 前半早々に期待のケビン・ハービック(#29 Budweiser Chevrolet)が致命的なエンジンブローで残念ながらリタイヤ。多くのドライバーは近くにチームメイトがいれば協力しあってダブルドラフティング走行しているような感じでしたが、チップガナシのジェイミー・マクマレー(#1 Bass Pro Shops / Tracker Boats Chevrolet)とファン・パブロ・モントーヤ(#42 Target Chevrolet)は終始共に走り、リードラップを稼ぐためか時折前後を入れ替えて走行していました。その他では新人トレバー・ベイン(#21 Motorcraft / Quick Lane Tire & Auto Center Ford) がジェフ・ゴードン(#24 Drive to End Hunger Chevrolet)をプッシュしていましたが、彼はジェフ・ゴードンの大ファンとのこと。プラクティスでもジェフ・ゴードンは彼にアドバイスをしていましたがこういう場合トップドライバーは得しますよね。

 そんな矢先、前半わずか30周目に早くもビッグワンが!マイケル・ウォルトリップ・レーシングの2台、マーティン・トゥーレックスJr.(#56 NAPA Toyota)がチームメイトのデイビッド・リューテマン(#00 Aaron's Dream Machine Toyota)をプッシュしてスピン。それにあわせて後方を走っていたマシンが次々スピン。大クラッシュとなってしまったのです。中盤を走っていたマシン17台が巻き込まれ、そのうち12台がガレージにいくことに。

 バドワイザーシュートアウトでもコーナー途中でよくスピンしているマシンがいたのですが、何か原因があるのではと思いじっくり観察していると、コーナー進入時に前方のマシンのスピードが若干落ちるのか、後方のマシンはコーナリング中に若干アウトを走ってあえてスピードを落としている感じがしました。このバランスがうまくいかないと、ちょっとしたきっかけでスピンしてしまうのでは?あくまで推測ですが。。。 

この続きは後編をお楽しみに。


NASCAR 2011年シーズンの情報はこちらから!
http://orm-web.co.jp/headline/nascar_2011_1.php

photos: Getty Image for NASCAR

text: Tetsuro Otsuka

PAGE TOP