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CARNASCAR 2011 Report!第13戦 「STP 400」

2011.06.11

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NASCARのシーズン第13戦はカンザス州にあるカンザス・スピードウェイで行われた「STP400」。NASCAR(ストックカー・レーシング)の聖地、ノースカロライナ州シャーロット在住のTetsuroOtsukaが送るモータースポーツコラム。

今年から年2回の開催となったカンザス

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#22 カート・ブッシュと#42 ファン・パブロ・モントーヤを先頭にレーススタート。スタンドは満員御礼

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いつものペンズオイル・シェルと異なるAAAのカラーリングが一際目立つカート・ブッシュの22号車

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全車一斉にピットストップ。例年行われていた10月のレースと路面状況が異なるようで、各チームともセッティングに苦戦

 NASCAR第13戦はカンザス州にあるカンザス・スピードウェイで開催の「STP400」。今年から年2回の開催になったカンザス・スピードウェイですが、今回のレースもスタンドは満員御礼。この集客力が年2回の開催になった理由です。他のレーストラックが集客に苦戦する中、ここカンザスはいつも満員なのです。

 予選はカート・ブッシュ(#22 AAA Dodge)がトップ、フロントローにはファン・パブロ・モントーヤ(#42 Target Chevrolet)。昨年カンザスを制したグレッグ・ビッフル(#16  3M/Walgreens Ford)に注目が集まっていましたが、レース前のコメントでこれまで行われていた10月初旬のカンザスとはコンディションがまったく異なり、路面がかなり滑りやすくなっているとのことでした。

 レースが始まるとまずはファン・パブロ・モントーヤと3番手スタートのカイル・ブッシュ(#18 M&M's Toyota)がトップ争いを展開。その後すぐにカート・ブッシュが巻き返してトップを奪取。今回カート・ブッシュの#22号車はいつものペンズオイル・シェルではなくAAA(トリプル・エー)のカラーリングでした。最初のコーション後にはブッシュ兄弟が1、2で走行するシーンもありこの兄弟の凄さを再認識しました。

運を見方につけたブラッド・ケゼロウスキーが今季初勝利!

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中盤トップを走行するポイントランキングトップの#99 カール・エドワーズ。カラフルなマシンは#18カイル・ブッシュ

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残念ながらピットストップを余儀なくされてしまった#22 カート・ブッシュ。ここで同じペンスキー・レーシングのブラッド・ケゼロウスキーがトップに

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今年初優勝、スプリントカップでは自身2度目の優勝となったブラッド・ケゼロウスキー。昨年ネイションワイドでタイトルを共に獲得したクルーチーフのポール・ウォルフはスプリントカップでキャリア初勝利となった

 レースの半分以上にあたる152周をポール・ポジションからスタートしたカート・ブッシュ(#22 AAA Dodge)がトップで周回したのですが、中盤には今シーズン絶好調のカール・エドワーズ(#99 Aflac Ford)がトップを走行したり、デニーハムリン(#11 FedEx Express Toyota)とトニー・スチュワート(#14 The Glades/Office Depot Chevrolet)が激しいトップ争いを繰り広げるシーンもありました。

 今回は予選から終始安定した走りをしていたカート・ブッシュがさすがに優勝するのだろうと思っていたのですが、先週に引き続きまたもや予期せぬ展開が待ち受けていたのです。レース終盤にコーションが発生せず、上位を走行するドライバーの多くがグリーンフラッグで燃料補給のためにピットインをせざる得ない状況に。そして残念ながらトップのカート・ブッシュも残り10周でピットインしたのでした。

 ここでトップにたったがチームメイトのブラッド・ケゼロウスキー(#2 Miller Lite Dodge)でした。彼も燃費がギリギリのためスピードの落ちるコーナーでクラッチを切ってエンジンの回転数を落とし、燃費を節約しながら走行します。おなじくピットインする必要がなかったデイル・アーンハートJr.(#88 AMP Energy/National Guard Chevrolet)が最後に猛追をするものの、一歩及ばずブラット・ケゼロウスキーが何とか逃げ切り今季初勝利を獲得したのでした。

Photo: Getty Images for NASCAR
Text: Tetsuro Otsuka
special thanks: NASCAR

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